ひばりヶ丘の泌尿器科・皮フ科|ともまさ泌尿器科・皮フ科
ともまさ泌尿器・皮フ科
クリニック
〒202-0005
東京都西東京市住吉町
3-9-8ひばりヶ丘メディカルプラザ5F
西武池袋線ひばりヶ丘駅南口より徒歩約1分、北口・南口バスロータリーからも至便
TEL:042-439-8260
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じんましん
にきび
男性型脱毛症
いぼ
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皮膚白癬菌症
マラセチア感染症
単純ヘルペス感染症
水痘・帯状疱疹ヘルペス感染症
しみ
陥入爪・巻爪
皮膚(ひふ)の炎症を皮膚炎(ひふえん)あるいは湿疹とよびます。皮膚科の疾患の中でも最もポピュラーなものです。
■症状
・かゆみをともなう紅斑(こうはん)にはじまり、そのなかにぽつぽつしたできもの(丘疹:きゅうしん)ができることもあります。かさぶたや落屑(らくせつ;ひふがぽろぽろくずれること)となって治癒にむかったり、慢性化したりします。
・原因がわからないいわゆる”湿疹”は経過(けいか)の短い急性湿疹(きゅうせいしっしん)と経過の長い慢性湿疹(まんせいしっしん)に分類されます。
・その他、特定のものにふれたときにおこる接触性皮膚炎(せっしょくせいひふえん;いわゆる”かぶれ”)や、アトピー体質に基づくアトピー性皮膚炎などがあります。
■治療
・ステロイド軟膏(なんこう)が用いられますが、部位や病状によって適切な強さの軟膏が選択されます。
■症状
・突然、皮膚に強いかゆみとともに赤みがかった腫れが出現します。真皮(しんぴ、ヒフの少し深い部分です)の浮腫(ふしゅ、むくみのことです)と考えられます。細菌感染(さいきんかんせん)や食べ物、運動によりあせをかくこと、ストレス、温度の変化などがきっかけになることがあります。
・通常、数時間から24時間以内で消えてしまいますが、くり返すことが多いです。症状が6週間未満でおさまってくるばあい、急性じんましんとよびます。6週間以上続くとき慢性じんましんとよびます。
■治療
・のみぐすりが基本です。抗ヒスタミン薬あるいは抗アレルギー薬とよばれるお薬の内服で治療します。複数のお薬をいっしょにのむことが必要になることもあります。症状がなくなっても急に中断しないで徐々にお薬を減らしていくのが再発をふせぐコツです。
・90%以上の思春期男女が経験します。
顔や胸、背部によくできます。毛が生えてくる根っこを毛根(もうこん)と言いますが、ここに皮膚のあぶら(皮脂、ひし)を分泌する脂腺(しせん)という器官が付いています。ここから分泌される皮脂は毛孔(もうこう、毛穴)から体外に分泌されますが、この穴が詰まってしまうと中にたまった皮脂に細菌が繁殖し、感染を起こしてきます。これがニキビですが、思春期は特に皮脂の分泌が多いためできやすいです。
・規則正しい生活をこころがけ、洗顔で清潔に保つことが最も大事です。便秘や化粧品もよくありません。
・赤いニキビは細菌感染により炎症を起こしています。感染に対しては、まず抗菌薬の内服薬や外用薬(ぬりぐすり)を用います。
・皮膚の角質(かくしつ、ヒフの表面の硬い部分)の増え過ぎを抑制する塗り薬や皮ふを薄くはぎ取る薬(ディフェリンゲルやベピオローションなど)を塗布します。この薬は塗り始めて2週間くらいで痛み、発赤、乾燥などの不快な症状がでてきますが、ここでやめてしまうとニキビは良くなりません。1か月くらいは外用を続けるようにしましょう。
・男性で、年齢とともに毛髪(髪の毛)の数、太さが減少してくる現象です。男性ホルモンにより進行します。
・抗アンドロゲン製剤の内服が有効です。(自費診療)
・ヒト乳頭腫ウィルスによる感染です。
・手足の指や手の甲(手背)、足の裏などにできやすいです。
・液体窒素による治療が有効です。少し時間はかかりますが、根気よく治療しましょう。
・伝染性軟属腫ウィルスの感染によるもので、小児に好発します。
・2mm程度の表面に光沢のある小結節が多発します。
・ほおっておいてもいずれ自然に無くなりますが、気になる場合はピンセットでつかみ取ります。
・カビ(真菌)の一種である白癬菌が皮膚に感染した状態です。陰股部に感染するとインキン、足に感染すると水虫とも呼ばれます。爪に感染することもあります。
■症状
・皮膚がじゅくじゅくしたり、皮がむけ、かゆみや痛みを伴います。
■検査
・皮膚の一部をこすりとり、顕微鏡で真菌を確認します。
■治療
・抗真菌薬の軟膏による治療になります。爪白癬はぬりぐすりあるいは抗真菌薬の内服で治療します。時間かかりますが、完全になおすまで根気よく続けましょう。
癜風
・マラセチアの皮膚表面(浅在性、せんざいせい)の感染症です。
■症状
・うす茶色の色素斑(しきそはん、シミの様なもの)、あるいは逆に、脱色素斑(だっしきそはん、まわりの皮膚より白く見えます)として出現します。表面はたいらで、症状はあっても軽いかゆみがみられる程度です。
■診断
・つめなどでこするとカンナくずのように皮膚のカスがくずれてくるので、これを顕微鏡でしらべます。真菌が見つかれば診断がつきます。
■治療
・抗真菌薬(こうしんきんやく)の塗り薬がよく効きます。
マラセチア毛包炎
・マラセチアが毛穴に感染した場合にこう呼びます。
■症状
・毛穴の場所に赤いおできができます。通常背中、胸などに多発します。
■診断
・にきびとよく似ていますが、癜風と同様に真菌を証明することで診断できます。
■治療
・やはり抗真菌薬のぬり薬を用います。
・単純疱疹(たんじゅんほうしん、単純ヘルペスのことです)ウィルスによる感染症です。性交渉で移ることもあります。
■症状
・口唇(こうしん、くちびるのこと)の赤い部分とそれに接する白い部分の境目にできやすく、口唇ヘルペスとも言われます。その他、外陰部(がいいんぶ、ペニスや女性の陰唇など)、かお、手などにできやすいです。外陰部にできたものは陰部ヘルペス、あるいは性器ヘルペスとも呼ばれます。はじめは、わずかに赤くはれてきますが、やがて水疱(すいほう、みずぶくれ)になり、やぶれてびらん(皮がうすくむけた状態)になります。7−10日程度で自然になおりますが、再発を繰り返すことも多いです。
■治療
・塗り薬や飲み薬の抗ウィルス薬がよく効きます。
水痘(すいとう、水ぼうそうのことです)
・水痘帯状疱疹ウィルスの初感染(しょかんせん、はじめての感染)によるもので、通常、お子さんの病気です。
■症状
・2−3週間の潜伏期の後、発熱や、全身(ぜんしん)のだるさとともに赤いおできができてきます。やがておできは水疱(すいほう、水ぶくれのことです)となり、かさぶたになります。
・肺炎(はいえん)や脳炎(のうえん)を合併することもあるので注意が必要です。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)
・初感染のあと、症状はなくなりますが、ウィルスは神経節(しんけいせつ、神経のねっこです)に住みついています。体力がよわったときなどにこのウィルスがあばれだすのが帯状疱疹です。
■症状
・神経はせなかの方からおなかの方に向かってのびていってます。この神経の向きにそって、頭のうしろから顔にむかって、あるいは背中のまんなかあたりからわきばらを通っておなかの方にむかって皮膚の変化が出現します。痛みをともない、まずは赤くなり、小さなおできができ、さらに水疱(すいほう、みずぶくれ)となって、やがてはかさぶたになって治ります。
・治療後に長いあいだいたみがつづいたり(帯状疱疹後神経痛ともいいます)、目に感染したり、顔面神経まひ(ラムゼイハント症候群といいます)が出たりすることもあるので、きちんと治療する必要があります。がまんしないで早めに受診することが大切です。
・”しみ”とひとことで言いあらわしていても、いくつかの疾患を含むことが多いですね。
・日光の作用や加齢により茶色い色素(しきそ)がたまってきて、大きな斑点を作るのを日光黒子(にっこうこくし)あるいは老人性色素斑といいます。特に症状が出たり、危険なことはありませんが、美容には大敵ですね。
・両目の下の頬(ほほ、ほっぺた)のあたりがくすんだように茶色っぽく見えるのが肝斑(かんぱん)とよばれるものです。
■治療
・しみを目立たなくするためには、ハイドロキノンやトレチノインなどの塗り薬、ケミカルピーリングが有効です。日光黒子に対してはレーザーが用いられることもあります。
・ハイドロキノンやトレチノイン、ケミカルピーリングは
自費診療
になります。
・当院ではレーザーの機械は導入しておりません。
・爪が、その両脇のやわらかい部分に食い込み、いたみやひどい炎症を起こしてくる状態を陥入爪といいます。その原因のひとつが巻爪ですね。
・陥入爪で炎症が強い場合はテーピング法で圧迫を解除し、鎮痛薬、抗生剤で治療します。炎症がある程度治まってから原因の治療を考えます。巻爪の場合、矯正が必要です。巻爪の矯正治療は
自費診療
になります。
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