・若い女性に多い感染症です。尿道から菌が侵入するのが原因で、原因菌では大腸菌が最も多く見られます。排尿をがまんした後、生理中、体が弱ったときなどに起こしやすいです。
・おしっこの通路である尿路に石が形成され、様々な症状を引き起こしてきます。石ができた部位により腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石と分類します。尿路結石のほとんどはカルシウムを主成分とするカルシウム結石ですが、尿酸の結晶からなる尿酸結石や蛋白でできた結石などもあります。尿管に結石がいきなりできることはなく、腎臓でできた石が尿管に詰まって尿管結石となります。膀胱結石は腎結石が尿管を通過しておりてきたものと、もともと膀胱にできた結石とがあります。
・腎臓にできる悪性腫瘍(がん)の代表です。発見が遅れると肺や骨などの多臓器に転移することもあります。