ひばりヶ丘の泌尿器科・皮フ科|ともまさ泌尿器科・皮フ科

ともまさ泌尿器・皮フ科クリニック
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ともまさ泌尿器・皮フ科
クリニック
〒202-0005
東京都西東京市住吉町
3-9-8ひばりヶ丘メディカルプラザ5F
西武池袋線ひばりヶ丘駅南口より徒歩約1分、北口・南口バスロータリーからも至便
TEL:042-439-8260

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男性性機能障害 包茎 性行為感染症  
 
男性の悩み
 
男性不妊症
 
       
  不妊でお悩みの方へ!  
    〜泌尿器科の生殖医療専門医(男性不妊症専門医)に相談してみませんか?〜  
    保険診療です。
ともまさ泌尿器科・皮フ科では、男性に原因がある不妊症の治療を行っています。
不妊でお悩みのカップルの多くは、原因は女性側にあると思い、婦人科を受診されていることでしょう。
ところが、約半数で男性側に原因が見つかるのをご存知でしょうか。
男性に不妊の原因がないかを確認しようとしても、どこを受診すればよいのかわからないなどの理由できちんと検査ができない方が多いように思われます。
その結果、患者さんにお会いすることができず、奥さまが持参した精液だけをみて治療を検討せざるを得ないのが現状ではないでしょうか。
ともまさ泌尿器科・皮フ科では、東京都内で10人程度しかいない泌尿器科の生殖医療専門医である院長がじっくりとお話をうかがい、専門的な検査の結果から治療の可能性を探り、アドバイスをしていきます。
奥様は婦人科で、ご主人様は当院で併せて治療の可能性を探ってみませんか?
 
       
  不妊外来での一般的な診療の流れ  
    ■初診時(午前11時までです) :
1)精液検査
2)問診
3)視・触診
4)超音波検査
5)採血検査(午前11時までです)
 
    無精子症や高度乏精子症の場合には染色体検査をおすすめします。
通常精液検査は2回(無精子症の場合は3回)施行します。2週間から3週間で検査結果が出そろいますので、その後治療やさらに精密な検査のご相談になります。
 
       
  男性不妊症の方に行われる検査  
    ■身体所見:精巣の大きさや副性器の所見、精索静脈瘤の有無などをチェックします。
■血液検査:全身の健康状態(肝機能・腎機能など)、精巣機能に関連するホルモン(脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモン、精巣で分泌される男性ホルモンなど)の値、染色体や遺伝子の検査などを行います。
■超音波検査:超音波で精巣の大きさを正確に測ります。触診で精索静脈瘤が疑われた場合も超音波検査で確認します。
■精液検査:男性不妊症を診断・治療するうえで最も重要な検査です。当院では採精室(精液を採取する個室)を用意しておりますので、精液検査の際にご利用ください、もちろんご自宅でとったものを1時間以内に持参されても結構です。
 
    ・精液量 1回に射精する精液の量です。1.4ml以上あれば正常と判断します。少ない場合は射精障害、逆行性射精、精子を作る精巣から出口の尿道までの間に閉塞がある、精巣で充分に精液が作れない造精機能障害などを疑って検査を進めます。
・精子濃度 精液1ml中に含まれる精子の数で○○個と数えます。国際基準では1600万個/ml以上が正常と定められています。
・総精子数 射精液量あたりの精子数つまり精液量×精子濃度です。下限基準値は39×百万です。
・運動率 射精された精子の中で動いているものの割合を%で表します。42%以上が正常です。
・精子形態 射精された精子の中で正常なかたちをしたものの割合を%で表したものです。4%以上が正常です。(つまり96%は異常なかたちの精子がいても正常ということです。おどろかれるかたも多いかもしれません)。
 
       
  男性不妊症の原因  
    ■造精機能不全  
   

・精巣が精子を作る機能が低下することにより精液所見が悪化することを言います。様々な原因がありますが、ほとんどは原因不明(特発性、原発性)です。

 
    ・特発性造精機能不全
造精機能不全の大半を占める原因不明のもので、男性不妊患者全体の約6割を占めます。原因がわからないので治療は難しいですが、内服薬や生活改善により著明な改善がみられることもあります。
・精索静脈瘤
精巣(睾丸)に来る血管はかなり高い位置になる腎臓の直下から枝分かれしてきます。右の精巣の静脈は直接下大静脈という主幹静脈にもどりますが、左側の精巣静脈は一旦左側腎静脈に合流します。その位置関係が原因で左側の精巣静脈は逆流を起こすことが多いのです。この逆流によって左側の精巣静脈がこぶのように拡張したのが精索静脈瘤です。体の中であたたまった静脈血が精巣に逆流することで精巣の温度が上がり、精子を作るにはよくない環境となります。それだけでなく、活性酸素を精巣内に持ち込み、また、精巣を低酸素状態にする弊害もあります。最近の研究では静脈瘤の存在により精子の中の遺伝情報であるDNAに損傷を与える可能性が示唆されています。
精索静脈瘤は正常男性でも2割くらいの人でみられます。不妊症を訴えてくる男性の中では4割くらい見つかります。決してまれな病態ではありません。
精索静脈瘤があり、精液所見が悪い場合は逆流する静脈をしばる手術を考慮します。飲み薬の治療で有効なこともあります。
・染色体異常
特に無精子症の方では染色体異常の頻度が高くなるので検査をお勧めします。
・内分泌異常
主に脳下垂体から分泌されるホルモンで精巣の機能に関係するFSH、LHの分泌の異常にもとづく精巣の機能障害です。ホルモンが不足している場合は補充で精巣機能が改善します。
 
    ■精路通過障害  
    ・精巣では精子を作ることができますが、その精子を外に出す(射精する)経路のどこかが閉塞している(つまっている)ことで精子が外に出ることができません。ほとんどは無精子症になります。子供のころのヘルニアの手術にともなう精管の損傷、精巣上体炎による精巣上体閉塞などが代表的な原因となります。
・射精した精液には精子が含まれません。精巣の中の精子を用いて人工授精(TESE-ICSI)を行うのが一般的です。閉塞した部分をバイパスする形で精路再建術が行われることもあります。
 
    ■副性器の障害  
    ・前立腺や精巣上体に感染があるような場合です。  
    ■性機能障害  
    ・勃起障害と射精障害に分類されます。男性性機能障害のところで詳しく説明いたします。  
男性性機能障害
 
     

日本性機能学会では「性欲・勃起・性交・射精・オーガズム(極致感)のうち、いずれか一つ以上欠けるか、もしくは不十分なもの」を性機能障害(sexual dysfunction)と定義しています。その中で特に勃起(陰茎《ペニス》が硬く、大きくなること)に障害がみられる場合をED(勃起障害)と呼んでいます。最近はEDだけでなく、射精障害を訴える方も増加してきているのが問題になっています。  
     
ED(Erectile dysfunction、勃起障害)  
  ・心因性(緊張や気持ちの問題が原因の場合)や機能性(原因がはっきりわからないもの)のものもありますが、糖尿病や動脈硬化(血管の内腔がせまくなり、血流が悪くなる状態)が原因として潜んでいることもあります。このような場合、心筋梗塞や目の障害など重大な病気の前兆である可能性もあり、原因検索は慎重に行わないといけません。
・心因性や機能性のEDでは多くの場合PDE5阻害剤(バイアグラ、レビトラ、シアリスなど)が有効なことが多いです。これらの薬剤は血管を拡張させることで陰茎の血流を改善して勃起機能を回復させます。血管を拡張させることで致命的な副作用が出ることもありますので、もともと心臓に疾患をお持ちの方はご相談ください。これらの薬剤は自費診療になります。
 
     
射精障害  
 

・勃起には問題ないけど精液を膣内に出す(射精する)ことに問題がある状態を言います。それぞれの病態により治療法も異なってきます。お悩みの方はご相談ください。

 
  膣内射精障害 自慰(マスターベーション)により自分で精液を出すことができるけど、膣の中でだけ射精できない状態を言います。最近特によく見られます。マスターベーションの方法が間違っていたり、特殊な対象でないと性的興奮を得られないことなどが原因になることがあります。
原発性射精障害 膣内でもマスターベーションでも射精がみられないような場合を言います。
その他、逆行性射精(射精した精液が尿道から外に出ることなく、逆に膀胱内に向かって行ってしまう病態。射精する感じはあるのですが、精液は出ません。)や、早漏(射精するタイミングが早すぎる場合です。性交渉の時間が短く、パートナーの女性も満足できません。)、遅漏(早漏と逆に時間がかかり過ぎるケースです)なども広い意味で射精障害に含めることもあります。
 
ごあいさつ
 
       
 
陰茎(ペニス)の先端の太くて赤くなっている部分を亀頭といいます。その亀頭を包んでいる皮(かわ)を包皮と呼んでいます。この皮の先端の部分を包皮輪(ほうひりん)と言います。包茎は包皮が亀頭を包んでしまっている状態を言い、その病態から真性包茎、仮性包茎、さらに特殊な病態として陥頓包茎と分類しています。  
    ■真性包茎
・包皮輪がせまいことで包皮を引っ張っても勃起した状態では亀頭を露出することができない状態を言います。むりやりむこうとすると後述の陥頓包茎となり、危険です。手術を受けることをお勧めします。
■仮性包茎
・引っ張ることにより亀頭を露出することができますが、包皮が長すぎるため、通常亀頭が包皮に覆われた(おおわれた)状態になります。中に分泌物がたまり、不潔になりやすいです。ご希望により手術をした方が良いこともあります。
■陥頓包茎
・包皮輪がせまいにもかかわらず、無理に包皮をむいて亀頭を露出しようとすると、包皮輪に陰茎自体がしめつけられて先端がむくんで腫れてきます。こうなると、むいてしまった皮が戻らなくなってしまいます。こういう時は腫れがひどくなる前に早めに受診してください。
包茎手術は現在、当院では行っておりませんので、 希望される場合は手術可能な病院をご紹介しております。
 
ごあいさつ
 
       
 
淋病  
    ・淋菌の感染によります。淋菌は通常性行為によって異性から感染します。いわゆる性行為感染症(STD、性病)の代表的なものです。まれに口腔や手を介しての感染も見られます。近年増加傾向にあり、抗生剤の効きにくい菌(耐性菌)が増えているのも問題となっています。  
    ■症状
・男性での典型的な症状は排尿の痛み(排尿時痛)と尿道から出る膿(排膿)です。ひどくなると前立腺や精巣上体にも感染を起こしてくることもあります。性交渉などによって感染するチャンス(感染機会)から症状が出るまでの期間(潜伏期間)は短くて2日間、長い場合で7日間程度と言われています。
■検査
・尿の検査で尿の中に多数の白血球(膿球、菌と戦う細胞です)がみられます。培養検査で淋菌の存在を確認します。さらに、どんな抗生剤が有効かを調べる必要があることもあります。
■治療
・内服(飲み薬)の抗生剤や、場合により筋肉注射や点滴の抗生剤を用います。上に書いたように、最近は抗生剤の効きにくい耐性菌が増えてきており、初回に投与した抗生剤が効くとは限りません。その場合は抗生剤の種類を替える必要があります。薬の効果が思わしくない場合は早めに再来院されることをお勧めします。
 
       
 
クラミジア感染症  
    ・クラミジア・トラコマティスという病原体による感染症です。クラミジアは細菌より小さく、ウィルスよりは小さな病原体です。男女とも症状が出なかったり軽かったりすることもあり、注意が必要です。しばしば淋菌との混合感染も見られます。  
    ■症状
・淋菌性尿道炎と似ていますが、症状はやや軽いことが多いです。やはり排膿や排尿痛が中心になります。上記の精巣上体炎や前立腺の原因ともなります。潜伏期間は不定で年余にわたって症状なく持ち続けていることもあります。
■検査
・淋菌性尿道炎と同様に尿中に白血球がみられることが多いですが、見られないこともあります。病原体の確認のためにはDNAを証明する検査を行います。
■治療
・内服薬による抗生剤治療になります。
 
       
 
性器ヘルペス  
    ・単純ヘルペスの感染症です。ウィルス感染で性行為によって感染する、いわゆるSTDです。陰茎包皮を中心に小水疱が多発し、痛みをともないます。水疱が破れるとびらんとなります。  
    ■治療
・抗ウィルス薬の軟膏塗布、飲み薬が治療の中心になります。いったん消失しても神経根にウィルスが住み着き、繰り返し出現することが多いです。
 
       
 
尖圭コンジローム  
    ・ヒト乳頭腫ウィルスによる感染症で、男性の場合ペニスの亀頭(きとう)のすぐ近くの包皮(ほうひ、おちんちんの皮)にできることが多いです。性交渉(せいこうしょう)によってうつる病気で、いわゆるSTDです。  
    ■症状
・いたみやかゆみはありません。イソギンチャクのようなできものができて気づくことが多いです。
■治療
・液体窒素による治療
液体窒素でウィルスを退治します。1週間に1回の通院で行います。痛みはほとんどありません。
・電気メスによる治療
比較的短期間に治療できますが、麻酔が必要で、やけどになります。
・塗り薬による治療もあります
いずれの治療でも、皮疹は消えてもウィルスは残るので、再発は多いです。
 
       
 
梅毒  
    ・スピロヘータの一種、梅毒トレポネーマの感染症です。性感染症(せいかんせんしょう、sexually transmitted infection; STI)ということばがあります。古くから性病予防法で指定されていた梅毒、軟性下疳(なんせいげかん)、性病性リンパ肉芽腫(にくげしゅ)の4疾患のことを呼ぶことが多かったですが、近年では性行為でうつる感染症(エイズ、性器ヘルペス、尖圭コンジローム、疥癬、毛じらみなどもふくむ)をひろくSTIと表現していることが多いです。
 
    ■症状
・梅毒の症状は経過により病期という形で分けられます。
・潜伏期間は10−90日くらいです。
第1期梅毒
外陰部の初期硬結(しょきこうけつ、かたいしこり)、硬性下疳(こうせいげかん、潰瘍病変)、ソケイ部リンパ節腫脹などがみられます。
第2期梅毒
梅毒性ばら疹、扁平(へんぺい)コンジローム(外陰部などにみられる扁平隆起性丘疹)がみられます
第3期梅毒
近年ではほとんどみられません。全身にゴム腫とよばれる独特の肉芽腫性病変を生じます。
さらに神経系の症状を合併する場合、神経梅毒といいます。
■治療
・ペニシリン系抗菌薬(こうきんやく)の内服が有効です。ペニシリンにアレルギーのある人はマクロライド系やテトラサイクリン系のお薬が投与されます。
 
       
 
毛じらみ  
    ・性行為(せいこうい)によってうつります。毛虱(けじらみ)という節足動物の感染症で、陰毛にすみついて卵を産みます。
 
    ■症状
・強いかゆみをともないます。
■治療
・スミスリンパウダー、スミスリンシャンプーなどが用いられます。
 
       
 
HIV感染症(エイズ)  
    ・エイズ検査ご希望の方はお申し出ください。血液検査で判定します。  
 
 
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